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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2/22号
2011/2/14更新

ボルボがヒュンダイに
ツアーをぶつけてきた!


欧州のボルボ社(上)と米開幕戦の冠であるヒュンダイ、自動車メーカーとしての対決の意味合いもあるだろう

 欧州ツアーの「ボルボチャンピオンズ」が来シーズン、米ツアーの「ヒュンダイ・クラシック」と同日程で開催されることが発表された。両試合とも前年の優勝者のみが参加するという同コンセプト。日程をぶつけてきたのにはどんな意味があるのだろう。

 欧州ツアーは、数年前まで試合数でも賞金面でも米ツアーに太刀打ちできなかった。しかし、サンシャインツアー(南ア)、アジアンツアー、豪州ツアーとの共同開催で勢力を拡大。世界で最大規模のツアーに成長した。

 負けじと米ツアーも昨年からアジア開催を敢行。欧州ツアーのテリトリーに米国が侵入してきたということになる。

 そこで先述の日程ガチンコの理由。
「欧州側としては、米に対する“警告”という意識があると思います」(アメリカツアーに詳しい佐渡充高氏)

 対する米ツアーは「何の問題のもない」と寛大さをアピールするコメントを出しているが、現実的には影響は避けられないだろう。

 しかし縄張り争いばかりが加速するかというと、そうでもない。欧州ツアーで一昨年に新設されたドバイ世界選手権はランキング上位60人しか参加できないが、これは上位30人のみという米の最終戦・ツアー選手権をヒントに米のエッセンスを取り入れ、開催された試合だ。

 いずれにしても、はたして、ボルボvsヒュンダイの激突、どちらが勝つか。

 
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