> 雑誌・出版情報 > BACK 9 WEB
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2/22号
2011/2/14更新

なかなか探せません!
昨年、名前を変えたゴルフ場




 大きく名前が変わると、どこのコースだかわからなくなるゴルファーは多いはず。そこで、昨年、名称が変わったコースをピックアップしてみた。

 ゴルフダイジェスト社刊の、ゴルフコースマネジメント&メンテナンスを紹介する「ゴルフ場セミナー」によると、昨年は34のゴルフ場が名前を変えた。

 まずは石川遼が幼少時代から通うホームコースとしてよく紹介されるので知ってる人も多いかもしれないが、しもふさ東武CC。平成元年に結城ゴルフリンクスの名称でオープンしたが、経営会社の交代で2004年6月にしもふさCCに。さらに昨年10月、東武鉄道グループ傘下に入り、現在の名称になった。

 鉄道弘済会系だった旧藤代GCはアコーディアに買収され、昨年6月、取手桜が丘GCに。2005年の町村合併で取手市と合併し、藤代町の町名も消滅したので「ゴルフ場の地名を聞いただけで場所がわかるように」(アコーディア)地元の地名を冠した。

 南千葉G&Rは数回にわたる経営交代の後、金融業のネオライングループ傘下に入ったのが2008年10月。同グループは昨年1月にクラブメーカーのマグレガージャパンを買収しており、昨年10月、コース名にもマグレガーを冠した。

 関東圏では、ほかにも栃木県のセントレジャーGC馬頭が、うぐいすの森GC&ホテル馬頭となった。 

 旭CCからGC大樹旭Cに変わったのは、愛知県の練習場・大樹GCが旭CCを買収して名称変更したもの。ゴルフ場が練習場を買うことはあるが、その逆は珍しいケースといえる。

 旧北郷フェニックスや旧プリンス系など宮崎・鹿児島に合計4コースを保有する韓国資本の亀尾(ぐみ)開發は、買収後ジェイズの冠を付けている。

 まったく違う名前に変わると、カーナビなどで入力しようにも出てこないことがある。ゴルフ場としては心機一転のイメージチェンジであっても、名前が変わったことを周知徹底、広報活動もおろそかにしないで欲しいところだ。

 
【関連記事】
2010/ 2/16 ゴルフコースのネーミングの傾向とは?
2008/ 4/22 カーナビ検索できない!この2年で名前変わったG場
2007/ 2/20 過去5年で名称変更のコースはなんと350弱も

バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト

ゴルフ会員権情報
ゴルフダイジェストの会員権情報です