|
ラインを2つに分割して読むことを教わり、今季いきなり2勝のウイルソン
|
今季米ツアーは第5戦を終えた時点で、伏兵36歳のマーク・ウィルソンが出場3試合で2勝(通算4勝)、賞金レースでもひとり200万ドルを突破し、トップを独走している。昨年は賞金ランキング123位だったウィルソンが一躍トッププロに変身した原因は?
2勝目を挙げた直後、好調の理由を聞かれたウィルソンが真っ先に挙げたのは、ショートゲームの向上だった。ひとつは契約のピン社がウェッジの調整を徹底的に行ってくれたこと。
そして、もうひとつが「昨年秋、タイトリストのパフォーマンス研究所でグレッグ・ローズ博士からパッティングラインを2分割して読む技術を教わった。それを試した最初のディズニー(11月のチルドレンズミラクル)で6位になり、そして今年の2勝。いまの読み方を続けるよ」と明かす。
実際、彼の平均パット数の順位を見ると、昨年の152位から今年は40位にジャンプアップし、それが好成績の大きな要因になっているようだ。
この調子でどこまで突っ走るのか。メジャーも期待できる。
【関連記事】
2010/ 9/21 4度のイップスを克服し今季5勝のランガー
2010/ 4/13 パッティング好調で復活エルスの陰に、新コーチの存在
|