昨年12月に東京、大阪で行われた「第1回ゴル検」(ゴルフの知識検定実行委員会主催、ジャパンゴルフツアー選手会協力)の結果が発表された。受験者は約800人。本検定以前にデモンストーレションで行われたものを含めると、約1,700人がゴル検を体験したことになる。
今回実施されたのは4級と5級。受験者は85%が男性で40代が26%、30代24%、50代21%。合格率は5級が95.5%と高かったが、4級は24.9%(ゴル検事務局発表)と難関だった。
出題は、ゴルフの歴史や選手、ルール、マナーに関することなど幅広く、プロが考えた問題も。
「グリーンに切られたカップの大きさは決まっていますが、それは以下のうちどれでしょう」(答えは4択で、正解は108ミリ)
という問題が実際に出されているが、これは宮里聖志考案の出題だ。
最初の検定を終えて事務局は「受験者の方がとても熱かったのが印象的でした。アンケートも取ったのですが、次の級を受けたいという方がたくさんいらっしゃいました」 と手応えを感じている様子。
ただ、初回は公式テキストのミスなど、ゴタゴタもチラホラ。5級が4,800円、4級6,300円、4級、5級並願で1万円という受験料が高すぎるという意見もあった。
第2回検定は5月29日、東京、大阪、名古屋で、難易度の高い3級も行われる予定。
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