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年齢だけでみれば、祖母の森口(左)と孫の新垣の戦いも。こんなところも見てみたい
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国内の女子ツアーは今季もダイキンオーキッドレディス(3月4~6日・沖縄県琉球GC)で開幕する。この大会はツアー初戦ということもあって例年盛り上がるが、今年は上は55歳から下12歳の選手も出場。例年にも増して話題に事欠かない。
とりわけ注目されるのは、出場を予定している選手たちの顔ぶれだ。宮里藍が2年連続で出場するし、同じ沖縄出身の宮里美香もプロになって初めて出場する。
他にも沖縄出身で注目されるアマの新垣比菜も出場権を得ている。新垣は、沖縄・兼原小6年の12歳。同大会では最年少だし、女子ツアーでも史上2番目の若さだ。
「ゴルフを始めて、中1でプロの試合に出るのが目標でしたが、小6でそれがかなえられてとてもうれしい。目標は史上最年少で予選突破することです」(新垣さん)
対照的に上はと言えばツアー通算41勝、永久シードの森口祐子がいる。55歳だから、新垣との年齢差は実に43歳。43歳の歳の差の選手が一緒に戦うのは珍しいケース。
「12歳の少女が出場する話も聞きましたが、今は自分のことで精いっぱい。ここ数年、この大会にはエントリーはしていたのですが体調面で不安があってどうしても踏み切れなかった。そういう意味では残念な思いをしているので、今年は自然体でやってみようと思います」(森口)
トッププロの優勝争いもいいが、12歳対55歳の戦いも注目したいところだ。
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