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藍の日本での勝利は2009年のSANKYOレディスが最後。日本でも笑顔が見たい
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いよいよゴルフシーズン到来。3月4日に沖縄で開幕するダイキンオーキッドレディスには宮里藍が参戦し、国内16カ月ぶりの優勝を狙う。今年に懸ける意気込みは。
すでに米ツアーは開幕しており、タイとシンガポールで2戦しているだけに、地元での大会に対しても特別気負いがあるわけではないと藍は言う。
「もちろん勝てるに越したことはありませんが、結果がすべてではないと思っています。1年を通してどう自分のペースを守って安定したプレーができるかが大事。焦りすぎても良くないのでリラックスして臨みたいです」
昨シーズンは米ツアー5勝という輝かしい戦績を残し、世界ンク1位にも輝いた。しかし、周囲からの期待に応えようとして後半失速したという苦い経験がある。結果を求めすぎるとゴルフが苦痛になることも知った。だから今年は"焦らず"と"自分のペースで"をテーマに戦うつもりだというのだ。
「去年は去年、今年は今年。繋げて考えても意味がない」という言葉に、新たな気持ちでシーズンに挑む決意が透けて見える。
そんな藍の変化といえば昨年に比べ英語が格段に上達したこと。ここ数年、英語でインタビューを受ける機会が「3倍から4倍増えた」そうで、「選手として自分の気持ちを正確に伝えたい」と、このオフはマンツーマンの英会話レッスンを受けてきた。
父・優さんも「英語できちんと思いのたけを語れてこそ、コースでも気持ちを解放し、自信を持ってプレーできる」と、話している。
ダイキンではもちろん英語を喋る必要はない。だが故郷に錦を飾りたいという思いが強すぎると空回りしかねない。どういう精神状態で挑めば良いかは本人が一番よくわかっているはず。プレッシャーをかけるつもりはない。だがファンは藍の16カ月ぶりの優勝を待っている。
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