ワールドランキング1位の座にもつき、話題を集めるマーティン・カイマー。成績もさることながら、ひときわ目を引いたのが彼のいでたちだった。
米アリゾナ州で開催されたWGCアクセンチュアマッチプレー選手権。タイガー・ウッズを自滅へと追い込んだ強風のなかで始まった同大会の最終日は、雪も降る寒さのなかでの戦いとなった。
開催地のフェニックスといえば、年間300日は温暖な気候に恵まれることで知られるが、この日は大違い。時にはグリーン上に落ちたひょうを除けてからのパッティングを強いられる場面も見られたほどだった。
そこで、カイマーが採った策が写真の姿。あれはネックウォーマーか、新種の防寒小物か?と話題になったが、真相はスカーフ。カイマーがウェア契約を結ぶヒューゴボスに聞いたところ、どうやら当日は風邪をひいていたため、持参したスカーフを巻いてプレーしていたようだ。
それで、かくなる怪しい姿となった次第だが、覆面のおかげで一層、表情を読み取られずにマッチを戦うことができたのかもしれない。
ともあれ、今回の着こなしはゴルフウェアにスカーフもイケることを教えてくれた。襟元が寂しい時や明るい色を追加したい時に、軽くてかさばらないスカーフは男女を問わず使える。日本でもこれからの天候不順な季節には特に便利。花粉対策にも役立ちそうだ。
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