開幕戦のダイキンオーキッドで、園田絵里子が初日を終えて失格となる事件が起きた。理由は過少申告。ハーフ終了後、自身のキャディが、乗ってはいけないカートに乗ってクラブハウスに移動。これを園田が知らず、付加すべき2打罰をつけずにスコアカードを提出したためだ。
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立て看板はったが「注意」以下の重要な部分の文字が少し小さいかも
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園田以外にも下村真由美、上野藍子のキャディがカートに乗ったが、いずれも2打罰に気づいて付加し失格はしなかった。
実は園田も失格を免れることはできた。スコアカード提出前に確認が行われていたのだ。ここでキャディに確認し、2打罰をつければよかったのだが、「スコア確認に夢中で、まるで他人事だった」園田はキャディを呼び戻して確認をせずカードを提出してしまい、失格した。
会場の琉球GCはコースからクラブハウスまで約50メートルの急な坂があり、選手、キャディ、関係者の移動用にカートが用意されている。しかしラウンド中は選手、キャディが移動用の機器に乗ってはいけないというルールがある。うっかり……ということもあるのではと思われるが、毎年のことでもあり、失格したのは園田が初めて。
ステップアップツアーを経て、やっとつかんだレギュラーツアーの出場だった新人の園田。イーブンパーで回っていただけに、「不慣れでした」と、悔やんでも悔やみきれない様子だった。
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