元テニストッププレーヤー、杉山愛さんの母親で、コーチでもある杉山芙沙子さんは、以前紹介したプロコーチの井上透氏と同じく、早稲田大学大学院のスポーツ科学研究科(修士課程1年制)に入学。その成果を「日本の若手トップアスリートにおける両親の教育方針に関する一考察」という卒論にまとめ、同学科の優秀論文に選ばれた。
論文は宮里藍プロ、石川遼プロのほか、テニスの錦織圭選手の両親に取材し、人間的にも優れた彼らトップアスリートがいかに育まれたかを考察したもの。
杉山さんは、皆、共通してスポーツを"人間性を磨くツール"として活用していることを導き出した。
宮里藍や石川遼のような子どもを育てたいという親は多いだろう。その子育て参考書として単行本化の話があり、年内に出版される予定とのこと。
子育て中の親だけでなく、我々ゴルファーのスコアアップにも役立ちそうな研究内容だ。
【関連記事】
2011/ 3/22 プロコーチ井上透、韓国研究の卒論が最優秀賞に
2011/ 3/ 1 50歳の金子柱憲が早稲田の大学院生に
|