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ドライバーの平均飛距離が270ヤードという「飛ばし屋」大型ルーキー
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日本人の父と韓国人の母を持ち、先月、日本国籍の選択を表明した18歳の野村敏京(はるきょう)が、米女子下部ツアー「フューチャーズツアー」のデイトナビーチ招待(4月1~3日)で、最終日71の通算9アンダーで初優勝した。
「日本に何か元気づけるいい知らせを伝えることが大切だと思っていた」と頑張りを見せた野村は、プロとしては3試合目、フューチャーズツアーでは2戦目にして初勝利を飾った。
野村は韓国の高校を卒業し、今季プロ転向したばかり。現在は主にアメリカで活動しており、ドライバーだけでなくアイアンの飛距離にも定評がある。
昨年のQスクール(プロテスト)42位の野村にとって、米レギュラーツアーに出られる試合は少ない。今季下部ツアーの賞金ランキング5位以内に入ると来季のレギュラーツアー出場権が得られるが、野村は今回の優勝賞金1万4000ドル(約115万円)を加えて、ツアーランク2位に浮上した。
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