週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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「白いお化け」が
世界の女王たちの「恋人」

女子世界ランク１位（４月９日時点）のヤニ・ツェンも使用

　今季、ツアーを賑わすギアのカラーといえば「白」だ。昨年夏に発売されたテーラーメイドのパター「ゴーストシリーズ」が、今年になって米女子ツアーを中心に目立ち始めている。

　ゴーストパターは、昨年７月の全米女子オープンを制したポーラ・クリーマーが使用していることで知られるが、現在は女子世界ランクナンバー１のヤニ・ツェンや、メジャー初戦のクラフトナビスコを制したステーシー・ルイス、今季２勝を挙げているカリー・ウェブ、米ツアーに参戦中の有村智恵なども使っている。

「ナビスコでは全部で21選手、ベスト10（全12人）では３選手が使用していました」（テーラーメイドゴルフ）
人気の理由は何だろうか？

　実際に使用しているポーラ・クリーマーは、
「太陽光の反射を防ぎ、シンプルな形状が気に入っている。ボールとパターフェースの向きが確認しやすい」
と、感想をコメント。

　日本市場でも売れ筋商品で、販売数量ランクでベスト５中、ゴーストの４タイプが入っている（２～５位）。どうやら今年は、グリーン上で「白いお化け」が乱舞しそうだ。

　
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