先週末からいよいよ始まった国内男子ツアー。主要選手が今季、使用するボールを調べてみた。
ボール契約の大きな動きはなく、ほとんどの選手が今季も、新ボールながら昨季終盤から引き続き同じモデルを使っていることがわかった。
昨年の賞金ランク上位陣で唯一、契約メーカーを変えたのが片山晋呉。タイトリストからSRIに移り、今季は新モデルのZ-STAR XVでプレーする。片山は、「アゲンストでの飛びが強く、アプローチでは出球がとても安定している」と選んだ理由を語る。
昨年、使用ボールのZ-STARが売上NO.1を記録した石川遼も、2月の発売前からこの片山と同じモデルを使用し、米ツアーを転戦してきた。
「インパクトでフェースにくっつくような感触があり、その分コントロールしやすい」
と、フィーリングの良さを挙げているが、飛距離に人一倍こだわる石川だから飛びの面でも満足していることは間違いない。
ほかに見られた動きとしては、横田真一がタイトリストと正式契約しプロV1で今季を迎え、ブレンダン・ジョーンズがキャロウェイのTOUR iSから同iZに変更した。
ブリヂストン勢にも変動はなく、「昨年中盤からツアーに投入したツアーステージ01(ソリッドとマイルドの2タイプ)の性能に、選手が満足しているからだと思います」(広報室)ということだった。プロも満足のボール、あなたはどれを使ってみる?
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