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2008年の日本オープンで遼になでなでされる加賀崎くん
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4月21日から開催されたつるやオープン。トッププロの争いはもちろん、注目は二人のジュニア、加賀崎航太くん(14)と小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)くん(12)。ポストタイガー、ポスト石川遼ともいわれる二人を紹介する。
加賀崎くんは父親の仕事で3歳でハワイ、5歳でニュージーランド、9歳からオーストラリアに住む国際派。8歳の誕生日に父親について行った練習場でレフティ用のクラブをプレゼントされ、いきなりドローボールを打ってみせた。
数カ月後の初ラウンドで97で回り、さらにその1カ月後にはホールインワンを達成。2年後には世界ジュニアで2位(9~10歳の部)になり、2008年には豪ジュニアチャンピオンになる天才ぶり。
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2008年の小斉平くんは昨年のゴルフダイジェストジャパンジュニアカップで準優勝
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10歳の頃にはアダム・スコットから練習環境でサポートを受け「早くPGAツアーに来いよ」と激励されていた。成績優秀で小学校では2年飛び級するなど「文武両道」のお手本としてニュージーランドの小学校の教科書に載ったほど。
「目標は15歳でUSPGAでデビューして、18歳までにタイガーを倒し、その後にオーガスタで優勝したい」と意気軒昂だ。
一方、小斉平くんは12歳にして既にゴルフ暦11年。なんと1歳からゴルフを始めたというから、生後9カ月で始めたというタイガーに負けていない。戦歴のほうも優秀で、JGA全国小学生ゴルフ大会で2009年、2010年と2連覇を果たしている。
今春卒業したのが高槻市立『芝生(しぼ)小学校』というもの、ゴルフの天才として因縁浅からぬものを感じさせる。今回の大会出場に向けては「楽しみたい」という12歳らしいコメントを残している。
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