|
バーディチャレンジを宣言した大会で、バーディがなかなかとれなかった今田。ちょっと気負った? でも心意気は立派!
|
マスターズから始まった獲得賞金全額プラス1バーディにつき10万円の義援金で石川遼に注目が集まっているが、東日本大震災に関して、1バーディ1,000ドルというバーディチャレンジの取り組みをいち早く発表したのは今田竜二だった。
3月17日に開幕したトランジションズ選手権の朝、その趣旨を書いた手紙を150通コピーして選手ロッカーに配ってもらい、シン、デュバル、サバティーニら数十人の賛同を得た今田。
もっとも、本人は「取りたい気持ちが空回りしてしまった」とこの日はノーバーディ。2日目、予選落ち確実ながらも必死でバーディを取りに行き、チップインを含む2バーディを獲得。2,000ドルを寄付でき、胸を撫で下ろした。
いっぽう、石川は日本の開幕戦を終えた段階でバーディ数は30(1イーグルを含む)に。2週間で300万円也。もともと石川はプロ入り以来、1バーディ1万円、1イーグル2万円を寄付するジュニア育成基金を立ち上げており、期待を背にバーディを狙うことには慣れている。
ミズノと契約を結ぶL・ドナルドもマスターズで1バーディにつき5,000ドルの寄付を宣言して試合に臨んだ。そのバーディ数は21。1イーグルはバーディ2つと計算し、しめて11万5000ドル。「日本には親近感を持っていたので、震災には心を痛めていた」とドナルド。このほかにも、女子ツアーのイ・チヒが1バーディ10万円の義援金を表明している。
【関連記事】
2011/ 5/ 3 遼はマスターズで稼いだ900万円寄付。続く活発な支援活動
2011/ 4/26 賞金全額寄付の遼がした決断に世界から絶賛の声が続々
2011/ 4/19 復興に立ち上がった国内外のプロゴルファーたち
|