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テレビでは無愛想キャラでおなじみの北村弁護士だが、息子の予選通過には頬も緩み気味。今後、晃一はゴルフで父の満面の笑みを引き出せるのか?
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中日クラウンズ初日、ツアー初参戦ながら一時5位に立った26歳、北村晃一。彼の父はテレビでおなじみの北村晴男弁護士である。
息子、晃一は桐光学園高時代野球部に所属、甲子園に内野手として2度出場を果たす。その後、父と同じく弁護士の道を志し、司法試験の名門である中央大学法学部に入学。大学4年から本格的にゴルフを始め、わずか2年で2009年のプロテストに一発合格している。
今大会では応援にやってきた父・北村弁護士の願いどおり予選通過を果たしたが、その後3日目は+5、最終日が+9で通算+16。予選通過者の中では最下位の64位で記念すべき初戦を終え、予選通過には笑顔だった父も最終的には苦笑いだった。
北村親子同様、ゴルフ界には有名人の父親を持つ選手は多い。5月8日に終わったサロンパスカップで、自己最高の5位で予選通過を果たした木戸愛の父は、新日本プロレスなどで活躍した木戸修。次女の侑来(ゆきな)も17歳で現在、プロゴルファー目指して研修中とのこと。
プロ野球西武・ダイエーで揃って活躍した工藤公康投手と現ソフトバンク監督秋山幸二の長女は共にゴルフの道を歩んでいる。工藤の長女遥加は現在19歳、昨年ツアー初参戦となった日本女子オープンで予選通過を果たすなど着実に力を上げている。
一方、秋山の長女真凛は現在14歳。九州小学生トーナメントで優勝したこともあり、こちらも有望株である。
木戸、工藤、秋山の3人の娘たちでおもしろいのがゴルフを始めた理由。木戸は「両親がゴルフをしていたから」、工藤は「父との会話が増えると思って」、秋山が「父と一緒にラウンドしたかったので」。
父は家を留守にしがちなプロスポーツ選手。貴重な休日にゆっくりコミュニケーションをとりながら楽しめるゴルフは、娘たちにとって素敵な時間だったのかもしれない。
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