またも、あのメジャー3勝男のパドレイグ・ハリントンに失格騒ぎが……。
今季欧州ツアーのアブダビ選手権で、TVを観ていた視聴者の指摘――ボールとマーカーを置き換える時、ボールが動いた――で失格になったのはご存知の通り。その後、有名選手だけ追っかけるのは不公平だの、TVカメラの性能が良すぎるだの、議論も沸騰。
これにケリをつけるためにR&AとUSGAは「映像で違反が確認されても、失格にはせずペナルティとなるケースもある」と発表した。
そんな折の先週の米ツアーウェルズファーゴ選手権。優勝争いしていたハリントン、13番でのティアップの位置がティマークより先、つまり“出べそ”ではないかとギャラリーから指摘されたのだ。
ラウンド後、ハリントンは同伴競技者のミケルソンとともに13番へ直行。ビデオ審査も含めた現場検証を行った結果、“シロ”と判定。事なきを得たが、再度の失格騒ぎのハリントン、文字通り“ハリ”のむしろの心持ちだったろう。
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