アメリカでは現在、全米オープン出場を目指し、約8,300人が予選会に挑戦中だ。その中に2人の超有名選手、NFL(フットボール)の現役選手、トニー・ロモと大リーグの元エース、ジョン・スモルツの名前があった。
米国では日本以上にゴルフ好きのスポーツ選手が多く、オフのプロアマには有名選手の出場も珍しくない。そして、その中には前述2選手のように全米オープンやネイションワイドツアーに挑戦し、本気でプロを目指す選手もいる。
日本でも引退するやプロゴルファーを目指す選手が少なくない。プロ野球選手ではジャンボ尾崎は別格にしても、元日本ハム投手の津野浩は現在レッスンプロとして活躍中。元広島・ダイエー投手の山田勉はドラコン世界大会に日本代表として出場する実力者。また、現ロッテ2軍コーチの西本聖は真剣にシニアプロを目指した時期があった。
バレーボールの宝来麻紀子、スピードスケートの外ノ池亜希(共に元日本代表)はプロゴルファーを目指して研修している。前述の西本を良く知る野球関係者は「スポーツを楽しむのではなく、競技で闘うことに歓びを感じているようです」という。
いつまでも競技したいというスポーツ選手にとって、プロのゴルフは最適の目標になるようだ。
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