プロのライセンスを獲得するためにはプロテスト受験が必要(例外もあり)だが、女子のプロテスト日程について一部で不満の声が上がっている。
本戦(7月26~28日)前に、1次予選(昨年10月~11月に実施済み)、2次予選(3地区で4月~6月)がある。日本女子アマ優勝者など実績のある者は1次が免除されるが、2次の免除はごくわずか。大半の受験者はプロテストの2次を受けなければならない。
ところが、この日程と各地区アマ開催日が非常に近く、場合によっては重なってしまう地区もあるのだ。何とか調整できないものか?
昨年は日程がかぶってしまい、今年は1日ずれただけの中部ゴルフ連盟(CGU)とLPGAに話を聞いてみた。「(各地区連盟などとは)調整していません」とLPGAがいえば、CGUも「JGAはもちろん、パブリック協会や各県連などアマの試合との日程調整で精いっぱい。プロテストを受けるなら、二足のワラジは履けないでしょう」とつれない。
選手の側にも問題がないわけではない。各地区連盟主催競技の出場権を得ても、プロツアーに出場できる機会があればそちらを優先。あっさり連盟競技を投げ出す者が多いのが現状だ。ゴルフは2016年には五輪正式競技となることが決まっている。各団体がもう少し仲良くできないものか。
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