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スコアカードは提出前に是非、確認を
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とおとうみ浜松オープンで宮本勝昌が過少申告で失格した翌週、同じチームセリザワの上井邦浩がダイヤモンドカップでマーカーの署名がないスコアカードを提出してしまい失格。今季2回の失格を同じグループから出してしまった。
上井邦浩が失格になったのはダイヤモンドカップ2日目。この日68で、通算6アンダーの6位タイと上位で決勝へ進出するはずだった上井。スコア提出所でカードを渡し、何の疑いもなくアテストエリアを出てしまった。が、そのカードにはマーカーである矢野東のサインがなかったのだ。
アテストエリアには床に赤いテープが貼ってあり、その境界線を越えない限りスコアカードの訂正ができる。しかし上井がミスを指摘されたのは境界線を越えた後だったため、失格となった。
ゴルフ規則では、提出するスコアカードにはマーカーの署名と自署名の記入が義務づけられている。これは唯一審判のいないスポーツであるゴルフ特有のルールだ。矢野が署名を忘れたのも、上井がそれを見落としたのも、もちろん“うっかりミス”ではあるが、その責任はすべてプレーヤーのものというのが審判のいないゴルフの約束事。
相次ぐ弟子の失格騒動に師匠の芹澤信雄は 「(宮本も上井も)うっかりしたんだろうけど、気が抜けていたとしかいえません。自己責任なんですから、しっかりしてほしい」と話していた。
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