週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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何ともしまらない？
いや、「しまった！」話です

昨年のチャンピオン、飯島茜からブレザーを着せてもらうアン。ちょっと苦笑い？

　国内女子ツアー、サントリーレディスで優勝したアン・ソンジュ。表彰式では恒例のチャンピオンブレザーが贈られたのだが、サイズが小さく、前ボタンが止まらなかった。本人も照れ笑いを浮かべる様子はＴＶ中継でも映されていたが、今大会は同ブレザーの準備が足りなかったのだろうか。

　大会の運営会社に確認すると、
「女性の基本サイズで７号～15号まで５サイズを用意してありました。そのなかで丈も含めて一番合うと思われるサイズを届けたのですが、やはり前ボタンは止まらなかったですね」との答え。

　関係者によれば、ボタンが止まっても手がすっぽり隠れるような袖丈のブレザーを着せるわけにはいかず、今回のものが彼女に最も合うサイズだったというのだ。

「男子も含め、どの大会も用意してあるのは基本の５～６サイズ。特別サイズを用意する大会は、ほぼないでしょう」とのこと。手の長さと胸囲が標準的でないと、ボタンの止まるブレザーはもらえないようだ。

一昨年の諸見里しのぶは、けっこうゆるめ

　ちなみに、チャンピオンブレザーといえばマスターズのグリーンジャケットが有名だが、同大会の場合、ロッカールームに常に１００名余りのメンバーのブレザーが保管されているので、その意味では「準備万端」、たいていの選手にピッタリのブレザーを着せることができる。

　ところで、サントリーレディスだが、表彰式で今後の抱負を聞かれたアンは
「賞金ランク１位も重要ですが、私にはダイエットも重要ですね」と答え、最後に会場から大きな笑いを取った。これも女王の「貫録」、いや「余裕」のなせる技か。

　
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