石川遼などの登場で若者たちのゴルフへの関心が高まるなか、これまで県内の高校にゴルフ部がなかった徳島県で、来春開校する県立鳴門渦潮高に初のゴルフ部が誕生する。
同校は市立鳴門工業高と県立鳴門第一高が合併してできる新設校。総合学科と体育学科の2学科からなる高校として発足、体育学科の科目の一つとしてゴルフが採用されるため、ゴルフ部もできるというわけだ。
「徳島でもジュニアが増えてきたが、これまではゴルフ部がなかったので県外の高校に進学していた。今回、鳴門渦潮高の科目にゴルフができるということで、今後はゴルフに力を入れていきたい」(鳴門第一高)
ただし、鳴門渦潮高の新校舎が完成し、両校が一緒になるのは3学年が揃う平成27年から。それまでは鳴門工業高に練習用ケージが6台設置され、ゴルフ授業を行う。現在、両校にゴルフ同好会ができたが 「まだ指導者もおらず、今は準備段階。本格的な活動はすべてこれから」(同)
現在、県内に高校ゴルフ部がないのは徳島を除くと残り3県(秋田、滋賀、島根)。
徳島といえば尾崎三兄弟の出身地だけに、今まで高校にゴルフ部がなかったというのも意外だが、県内初の高校ゴルフ部の誕生で、将来、第二のジャンボが徳島から生まれるかも?
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