ローリー・マクロイやグレーム・マクダウェル、ダレン・クラーク(北アイルランド)、パドレイグ・ハリントン(アイルランド共和国)など、世界のトップ選手を輩出するアイルランドのゴルフ界。その背景には資金援助とジュニア競技数の多さがあった。
アイルランド出身で、欧州女子ツアーで活躍するレベッカ・コッドも資金援助を受けた。 「アイルランドのゴルフは北も南もありません。GUI(アイルランドゴルフ協会)がジュニアやプロを応援しています。ジュニアは12~19歳が対象で、実力によって年間5000~2万ユーロ(56万円~220万円)の資金が支給されます。私もこの制度でプロになりました」
2000年の世界マッチプレーでタイガー・ウッズを破り優勝したダレン・クラークも自らゴルフ財団を作り、資金援助している。マクロイもクラーク財団に登録して資金援助してもらい、各種の大会に出場していた。
またGUIはジュニア大会を7月だけでも9試合開催。他国への遠征試合や各ゴルフ場のジュニア大会などを含めるとアイルランド全土で、年間100試合以上、ジュニアが参加できる競技がある。
アイルランドジュニアや欧州アマ、スコットランドアマなど、欧州のアマチュア大会に出場するジュ二ア選手には交通費と宿泊費が支給される。
多くの強いプロを生むアイルランド。彼らは年100試合にも及ぶ実戦経験で実力を磨いてきたのだ。
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