「スコア改ざん」で06年から5年のツアー出場停止処分を受けていた中西雅樹(27)だが9月3日に処分が解かれた。
ジュニア時代から飛ばし屋として注目を集め、鳴り物入りで05年にプロデビューした中西だったが、プロ入り翌年の日本オープン予選会で、アテスト後のスコアカードを消しゴムを使って改ざんしたとして、重い処分が科せられていた。
ようやく処分が解け、9月から晴れて男子ツアーに出場できると思いきや、残念ながらそう簡単にはいかない。シード権のない男子プロがツアーに出場するためには主催者などの推薦をもらうしかないが、推薦がもらえるもらえないは別として、プロの場合はQT2次を通過しなければ、試合に出ることができない決まりなのだ。
今年は8月からQTの1次が始まっているため、9月に処分が解けた中西は今年のQT受験に間に合わず、あと1年、来年まで出場はお預けとなった。
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