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細マッチョぶりなら石川遼(写真上)も負けていない。174センチで68キロ、ドライビングディスタンスは293.73ヤードで9位
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ご存知のように今年のフジサンケイクラシックは大荒れの天候のなかで36ホールに短縮されて行われた。勝ったのは、その激しい風雨に吹き飛ばされそうな、細い体の諸藤将次(まさつぐ)だった。180センチ、65キロの体躯ながらツアー随一の飛距離を誇る(304・61ヤードで断トツの1位)。その飛ばしのヒミツは?
ジュニア時代の諸藤を指導し、自らも「細マッチョ」に肉体改造した飛ばし屋・井上透コーチがこう語る。
「高校生の頃からヘッドスピードは57 m/sあって、飛ばしていましたね。体は細くても、飛ばしに必要な背筋、腹筋は強靭なものがありますね。それに球筋も、元は中低弾道だったのが高弾道になった。大きなキャリーが出て、ますます飛ばしに磨きがかかっているようです」
なるほど、キャリーが出るから、ランの出ない雨の日でもビッグドライブが実現できるわけだ。
「タイガーの登場以来、彼の飛距離に対抗するため、プロのあいだで腹筋や背筋のトレーニングが普通になりましたね。細身なのに飛ばしているプロたちは、例外なく、皆、筋トレしているんです」(羽川豊)
腹も凹んで細身になり、飛ばし屋にもなれる一石二鳥の筋トレ。挑戦してみますか?
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