週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 10/18号
2011/10/10更新

お灸で熟睡の宮里美香。
コンペ前日は「失眠」のツボで快眠?




 ミヤギテレビ杯で初日首位と活躍した(最終的には6位タイ)宮里美香。その好調の原因の一つにお灸(きゅう)の効果を挙げていた。

 宮里美香の場合、米国から帰国してから時差の影響でよく眠れなかったという。今季から帯同するトレーナーに相談したら、不眠に効果的という「失眠(しつみん)」という両かかとのツボにお灸をすすめられた。その結果、熟睡できるようになったというのだ。

 お灸といわれても、若い世代は馴染みが薄いかもしれないが、昭和30年代までは国民に広く膾炙(かいしゃ)していた。

「団塊の世代以前のプロゴルファーはみなお灸で体調を整えていました。というより、お灸が健康管理の基本みたいなもので、鍼(はり)より古くからプロたちの間では行われていましたよ。風呂に入ると体のあちこちにその跡が残っているのを、よく見かけたものです」(ゴルフジャーナリスト・武藤一彦氏)

 お灸の起源は3000年前の古代中国。それぞれの効能を持つツボの皮膚の上に、もぐさを載せて火をつけて焼く。皮膚の深い部分に瞬間的な刺激を与えることで、血液の循環をよくする効果があるのだろう。

 美香はそのさまざまな効能のツボの一つを刺激したわけである。灸を日常的に行えば、体質改善にも役立つと民間療法の鍼灸(しんきゅう)師たちは口をそろえる。

 実際に週刊ゴルフダイジェスト編集部でも試してみたところ「かかとが、熱で刺激され気持ちよく、眠くなった。時差ボケなどの際もしっかり眠れそうな気がする」

「失眠」のツボに灸をうちすぎ、寝坊してスタート時間に遅れ、お灸を据えられないように、ネ。

 
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