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大統領にもバンバンアドバイスしちゃう大物ノーマン
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かつて世界ランク331週ナンバーワンに君臨したグレッグ・ノーマンが米ゴルフマガジン誌のインタビューで「タイガーはもうメジャーに勝てない!」と激白。波紋を呼んでいる。
「タイガーがここまでゴルフ界を引っ張ってこられたのは、ゴルフだけに集中してきたから。だが状況は変わった。さまざまな障害が彼の前に立ちはだかっている」と一連のスキャンダルを経て、タイガーが“最強の虎”ではなくなったことを指摘したノーマン。
何よりノーマンを落胆させたのは、彼の古くからの友人であるタイガーの元キャディ、スティーブ・ウィリアムス(ニュージーランド)を通じ、タイガーに送ったアドバイスが無視されたこと。「スキャンダルの渦中こそ、うなだれずに顔を上げ、颯爽とした態度を見せなければならない」という助言を、タイガーが黙殺したというのだ。
「スキャンダル以降のタイガーは人目を避けカメラにも背を向けている。人を遠ざければ遠ざけるほど孤立して、よい結果からも遠ざかる」と辛辣だ。
自らが世界選抜のキャプテンを務めるプレジデンツカップを前に、相手チームのエース? を“口撃”する作戦ともとれるが、タイガー復活を切望するゴルフ界にとって、ノーマンの発言は重い。
「クリントン元米大統領(女性スキャンダルで騒がれたとき)も私のところにやってきて、2人でひざをつき合わせ、男同士の話をした。タイガーと男同士の会話をする準備はある」とはノーマン。
2度の結婚と離婚を経験した人生の先輩の言葉はタイガーの心に届くのか。
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