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祝賀会では選手4人がそれぞれに挨拶を
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第一回障害者ゴルフチーム世界選手権が8月にスウェーデンのブックスコーゲンGCで開催され、日本チームが国別対抗戦で見事3位の銅メダル。10月3日(月)に祝賀会が開かれた。
障害者ゴルファーの国別対抗戦が行われるのは初めてで、日本のほかオーストラリア、イギリス、ノルウェーなど13カ国が参加。日本代表はキャプテンの小林茂さん、古田謙さん、小池良太郎さん、秋山卓哉さんの4人。
日本チームは初日8位と出遅れたが、2日目に3位タイに浮上して最終日。最終ホールで古田さんがバーディをとり、オーストラリアに競り勝つという激戦の末につかんだ3位だった。
2016年のリオ五輪でゴルフが正式競技に採用されるのを受け、パラリンピックでも正式競技となることを意識して行われた今回の大会。ただ、費用に国からの援助はなく、個人や団体の寄付に頼った。当初は費用が集まらず参加を見送ることになりそうだったが、それを聞いたスウェーデンの主催者から補助金も出て、無事参加にこぎつけたという。
小林キャプテンも「4人だけの力ではなく、皆さんの支援のおかげ」と感謝の言葉。4人には文部科学省から国民に勇気を与えたとして、感謝状が贈られた。
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