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(写真左)マッシーのキャディはハイソックス、(写真右)遼のキャディはショートソックス
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日本オープンでは大会の盛り上がりとは別に“ドレスコード”問題が物議をかもした。
まずは、石川遼のキャディが短パンにハイソックスをはかなかった問題。
短パンキャディのハイソックス着用は主催のJGA(日本ゴルフ協会)が定めたわけではなく、開催コース鷹之台CCのドレスコード。このお達しに従いハイソックスをはいたり、長ズボンにはき直したキャディもいた。しかし、この短パンにハイソックス着用は、あくまでプレーヤーのみにあてはまるとして、遼サイドは拒否したのだ。
そういえば全米オープンでさえ短パンキャディのハイソックス規制はしておらず、この問題は曖昧なまま試合は終わったようだ。
しかし「それより問題なのはアマで出場していた高校生たちの服装だ」と語気を強めるのはあるゴルフ場の理事長だ。
「2日目のテレビを観て仰天しました。赤いシャツに首飾り。髪は襟足が長いし、バサバサ。一番びっくりしたのはアゴひげですよ。聞けばその選手、まだ高校1年生というではありませんか。高校生らしい格好をしてほしいものです。第一、ジュニア大会にはドレスコードがあって、JGAが主催する最高峰の試合にそれがないのはいかがなものかと、JGAには電話と文書で提言しました」
このことにJGAはなんと答えるか?
「美醜は個人の基準で、何が高校生らしいか、アマらしいかは個人の受け取り方で違い、強制することはできません。アゴひげがどうかは別にしまして、その選手は通常のドレスコードに抵触はしていませんから」(JGA・安中氏)
少し前まで、アマ競技に出場するときは黒か紺のパンツに白シャツが不文律であったし、それが格好よかった。時代は変わるといってしまえばそれまでだが。
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