米男子ツアーは最終戦を終え世界ランク1位のL・ドナルドが逆転賞金王に輝いたが、元NO1のタイガー・ウッズは128位に沈み、プロデビュー以来初の賞金シード落ちの屈辱を味わった。
ツアー通算71勝のタイガーには永久シードがあるためトップ125を逃しても来季以降の出場権に支障はない。だがいくら調子が悪くても賞金シードは死守するのがトッププロの条件。
新コーチ、ショーン・フォーリーに師事し、スウィング改造に取り組み復活を模索したタイガーの2011年シーズンの最高位はマスターズでの4位タイ。出場9試合で予選落ち1回、棄権1回、プレーオフシリーズ進出を逃し獲得賞金は66万238ドル(約5000万円)にとどまった。
タイガー以外にもA・カブレラやS・アップルビーら有名プロが賞金シードから陥落。ともにツアー優勝による長期シードを持っているが、若手が台頭した今年は苦戦続きだった。
逆に最終戦でシード圏内に滑り込んだのがJ・レナード。最終戦で2位に入り144位から91位に急浮上したほか、52歳のT・パーニスJr.が圏外から121位に飛び込んだ。
来年こそ強いタイガー復活を見たいものだが、果たして?
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