岐阜県の企業が愛知県内の大学と共同開発でキャディバッグも運べる、「低重心自転車」を開発した。
開発したのは岐阜県高橋製瓦の高橋陽介さん。「自動車の代わりに使える自転車」を目指して2年以上の歳月をかけ完成。後ろの大きな荷台には、キャディバッグ以外にもプランターなど大型の荷物を積めるとあって、問い合わせが相次いでいるという。
高橋さん自身ももちろんゴルファーで「家から6キロほど離れた練習場にはこの自転車で行きます。今まではバッグを担ぎながらでしたので、ずいぶん楽になりました。今後は自転車に取り付けられるキャディバッグ用のアタッチメントも作ってみたいですね」と嬉しそう。
自転車のデザイン自体は愛知県の大同大学でプロダクトデザインを研究する井藤隆志准教授が担当した。
「ポイントは重い荷物を運ぶために低重心であるということです。また荷物を乗せると乗り降りの際、危険なので、静止した状態で安定させることにも気を配りました」(井藤准教授)
最高50キロの荷物を積むことができるので(東京都の条例では最高30キロ)フルセットのクラブを入れてゴルフ場まで通うこともできる。来年3月発売を予定、価格は13万円~16万円の見込み。チャリでゴルフ場に行きたい人、いかがですか。
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