9月の日本女子プロ選手権で復活優勝を飾ってから、棄権と欠場を繰り返し、最終戦のリコーカップも出場しなかった三塚優子(27)。「燃えつき症候群ではないか?」ともささやかれるなか、本人を直撃した。
三塚は、日本女子プロの翌週を欠場し、日本女子オープンでは予選通過したものの50位。その後、SANKYOとマスターズGCは棄権、それ以外のトーナメントは、すべて欠場した。
エリエールの会場に姿を現わした三塚は「燃えつきなんて、とんでもない(笑)。じつはドクターストップなんです。ゴルフしないほうがいいと言われているんですが、なんとか出たくて……」と、大会のプロアマに出場。しかし、翌日の初日、コースに三塚の姿はなかった。
「もともと左ひざを痛めていて、(日本女子プロ)選手権のときも痛みはあったんです。よくならなかったので、大山(志保)さんが紹介してくれた東京の病院で見てもらったら、先生に右肩はもっと悪いですよ、と言われてしまって。それで、急きょ、ドクターストップです」(三塚)
大山もひじを痛めたが、手術を経て復活優勝を遂げた経緯がある。三塚も、大山と同じ病院で治療することになった。エリエールを棄権して病院に直行すると、右肩だけでなく、右ひじにも「水」が溜まっていたという。「出るな、とは言えないが、ゴルフ人生は長いので、無理しないほうがいい」と医者から諭され、泣く泣く欠場することに。
女子ツアーでも屈指の飛距離を誇る三塚。2年連続賞金女王のアン・ソンジュに対抗できる逸材だけに、来年の開幕戦には元気な姿を見せてほしい。
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