カシオワールドで最終ホールまでがんばりながら初優勝を逃し、2位に終わった宮里優作。翌週の日本シリーズでも調子を維持し、初日はトップと1打差でホールアウト。じつはこの日、優作が「先生」と呼び、尊敬している妹の藍が応援にかけつけていた。
女子は日米ともにツアー終了。藍はスポンサー回りやCM撮影などの合間を縫って、初日18ホール、兄優作の組について回った。
「姪っ子(優作の娘)に会いたくて」と照れた藍だったが、兄の初優勝を願ってのもの。
カシオの最終日を終えた後、藍は自らのブログに兄の優勝争いを興奮気味に綴っている。
「惜しかったけど、でもすごーく手応えを感じた試合だったんじゃないかなぁって、とにかく久しぶりにこっそり? 現地入りした両親からの速報メールに、一喜一憂してました(笑)状況が手に取るようにわかるだけに、最後の3ホールは、メールを見るときに手が震えてました。最終ホールで、バーディとって負けたのなら、相手の週だったという事ですね! でも優作兄は、結果以上に自分のゴルフを楽しめてたらいいなぁ」
(一部中略)
末っ子の藍は、日米合わせて通算18勝、長男の聖志は1勝。アマチュア時代からもっとも期待された男、次男優作の記録に早く1勝が刻まれることを、藍も家族も願っている。
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