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週刊ゴルフダイジェスト 2/7号
2012/1/30更新

藍が女王の欧州女子と
さくら姉がCEOのアジア女子ってどんなツアー?


昨年日本で初開催されたアジア女子の夢屋カップではさくらが優勝した(写真左の瑠依は2位)

 昨年宮里藍が賞金女王に輝いた女子の欧州ツアーが2月2日から開幕。アジア女子ツアーは昨年末に開幕し、今年も日本で2試合行われる。ところでこの2つ、いったいどんな女子ツアーなの?

 藍が賞金女王になれたのは、欧州ツアーで最も優勝賞金が高いエビアンマスターズで優勝したから。たった1試合の賞金で賞金女王に輝くことができたのだ。今季は26試合が開催される欧州女子ツアーは、27試合の米女子ツアーとほぼ同じ試合数。ただ違うのは賞金額で1試合の賞金総額はエビアンの約2億500万円が最高で、大半が総額2000~5000万円。優勝賞金は300~500万円程度だ(米女子の賞金総額は1億~3億円程度)。

 一方、アジアツアーは、横峯さくらの姉の瑠依がCEOとなり、日本開催試合が2試合になった。昨年さくらが優勝した初開催の夢屋カップ(今年は3月23日~25日・平尾CC)に加え、今年は日本ツアーの開幕1週前に、新たに宮崎女子オープン(2月23~24日・宮崎レイクサイドGC)を開催。

「規模は小さいものの、地産地消による地域活性化と、災害からの復興、『頑張れ宮崎!』として、手作りのトーナメントをテーマにしています」(瑠依)

 アジアツアーは年間10試合を予定しており、賞金総額は1000~3000万円程度。優勝賞金150万円と小規模だが、宮崎女子オープンには横峯さくらや日本ツアーのシード選手も出場する。

 アジア女子は欧州女子ともジョイントしていて、10月から3試合、中国とインドで大会が開催される。

 
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