週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2/21号

2012/2/13更新

男女プロなう。今年は円高で
海外参戦と海外合宿が大はやり

　女子ツアーが開幕する3月2日まで1カ月を切り、石川遼のようにすでに海外の試合に参戦しているプロも少なくない。開幕前の男女トッププロの動向を探った。

　米ツアーのファーマーズで今季初の予選通過を果たした石川は、帰国すると2月5～8日の4日間、新潟県湯沢町で08年から続けているクロスカントリートレーニングに励んだ。「体を休ませたくない」という理由で、休む間もなく来週はロサンゼルスで行われる米ツアー、ノーザントラストに出場する。

　また、先週は欧州女子ツアーと男子アジアツアーに日本のプロが続々参戦。欧州女子は豪州マスターズに上原彩子、甲田良美、木戸愛が出場。またアジアツアーのミャンマーオープンには、平塚哲二や池田勇太ら9人の日本人選手が参戦した。

　ただ、男女とも多くのプロは各地で合宿中だ。超円高だからか、例年より冷え込む日本列島から離れたいからか、暖かい海外でトレーニングに励むプロが急増している。

　1月末までプロ野球選手らと都内で自主トレに励んだ佐伯三貴はフロリダへ、同地には原口鉄也も乗り込んだ。グアムから一時帰国して、ハワイへ移動したのは金田久美子。2月2日までは藤田寛之や上井邦浩らチーム芹澤がハワイで合宿を張っていた。

　まだ寒いとはいえ、日本のキャンプ王国、宮崎にも例年と同じく片山晋呉や、北田瑠衣、藤本麻子らの谷口軍団が合宿を始めた。横峯さくらも宮崎トレーニング組だが、こちらは自宅と近所の体育館で秘密メニューをこなしているという。

　女子は沖縄で開幕するため、沖縄合宿組も。馬場ゆかりや飯島茜たちがそうで、最高気温20度前後の沖縄で合宿を張る。