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カレンダーにもなったあの美人プロが
選手会長を“ゲッツ”

2012年カレンダーでは11月の“顔”になっている

　元祖美人女子プロのひとり、小社のカレンダーにも登場しているビッキー・ゲッツが、先頃米女子ツアーの選手会長に選出された。今年で40歳になる彼女は外見が美しいだけでなく、人望も厚いようだ。

　アマチュア時代のゲッツの戦歴は素晴らしい。92年には全米女子アマの決勝戦でアニカ・ソレンスタムを破り、89 年に続き2度目の優勝。同年のNCAAチャンピオンにも輝き、史上初の“10代で2冠”を達成し、注目を集めた。まして小社カレンダーにも登場する可憐な容貌。94年にツアーデビューを飾った際は、マスコミはアイドル並みの扱いで大騒ぎした。

　しかしプロになってからブレークしたのはライバル、アニカのほう。ゲッツは94年から09年にツアー引退するまで1度も優勝はなく、ベストフィニッシュは2位を2回だけ。

　私生活では地元のクラブプロ、アッカーマンと97年に結婚、05年には長男のジェイコブくんを出産し、幸せな家庭を築いている。

　これまで選手会長の職には現役選手が就任することがほとんどで、ゲッツも07年に一度、選手会長を経験。だが近年、試合の合間に職務をこなすのが困難なほど、会長職務の内容が複雑化しており、現役選手ではなく、人望厚いゲッツが選ばれた。

　米女子ツアーは不況の煽りを受け、ここ数年で試合数が減少。今季は前年比4試合増と大健闘しており、選手とツアーが一体になったキャンペーンを全米で実施中。「これからが楽しみ」とはゲッツの談だが、選手代表としての役割は大きそうだ。

　
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