週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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埼玉・入間の練習場にクマ！
襲われたら（´(ェ)｀）に背中を見せるな

　今月2日午後、埼玉県入間市南峯のゴルフ練習場「金子ゴルフセンター」で、隣接する山の斜面に2頭のクマ（ツキノワグマ）がいるのを客や従業員が目撃、警察に通報する騒ぎが起きた。

　昨夏から秋にかけて札幌市近郊のゴルフ場でクマが頻繁に出没。6年ぶりとなる「ヒグマ出没警報」が出る騒ぎになったが、今回は冬眠期でしかも首都圏での目撃ということもあり、周辺のゴルフ場などでも警戒体制に入った。

　県によると、埼玉県内でのクマの目撃情報は毎年30～50件ほどあり、それほど珍しくはないというものの、そのほとんどが山間部に近い秩父市周辺のもの。入間市周辺での目撃例は過去一度もなかったという。

　この時期、クマが活動することはあまりないが、秋に食べ物が少なかった場合、冬眠から覚めて食べ物を求めて歩き回ることもあり、お腹を空かせた危険な状態である可能性が高い。

　昨年の北海道同様、今のところ、ケガ人が出てはいないが、もし、ゴルフ場でクマに遭遇したらどうしたらいいのか。上野動物園に聞いてみると「絶対に避けたいのはクマに背中を見せて逃げること。とにかく騒がず、静かに後ずさりしながらクマから遠ざかるようにすることです。ゴルフクラブを構えるような威嚇行為をしなければ、クマのほうから襲ってくることはまずないでしょう。クマに人間の存在を知らせるため、キャディバッグに鈴をつけておくのもいいかもしれませんね」とのことだ。

　
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