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強風にあおられ火が広がってしまった
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12日の午後1時すぎ、栃木県足利市のつつじヶ丘CCで火災が発生、折からの強風にあおられて火が燃え広がったため、栃木、埼玉両県の消防ヘリも出動して消火活動に当たった。幸い人的被害は出なかったものの、約3.6ヘクタール(東京ドーム4分の3個分)を焼失した。
足利市消防本部によると、火元は17番ティグラウンドから50ヤードほど進んだ左斜面のラフ。風の影響でフェアウェイ、林のなかまで火の手は及んだ。
「おそらく、ティショットを左に引っかけたプレーヤーがくわえタバコでボールを探しに行って、きちんと火を消さずにそのままポイ捨てしてしまったのではないかと思われます」(同本部・大田茂予防課長)
今年は特に乾燥しているので、タバコのような小さな火種でも枯れ芝に引火して大きな火災になる危険性がある。特に今回のような強風時には被害が拡大するおそれもある。
喫煙者のゴルファーが、リラックスするのにタバコを吸いたくなるというのもわからないではない。しかし、現在ほとんどのゴルフ場は、プレー中にタバコが吸えるのはティグラウンドの灰皿がある場所に限られている。
「プレー中のタバコは必ず決められたところで吸い、絶対に投げ捨てはしないこと。それを徹底してほしいですね」(同)
同CCは火災のあった部分を青杭の修理地として、通常どおり営業しているが、ゴルファーたるもの、喫煙マナーも厳守してほしい。
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