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優勝した斉藤(写真上)と予選通過、40位タイの工藤
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ルーキーの斉藤愛璃(22歳・プロテスト16位)がいきなり開幕女王になって、昨年プロテスト合格組が注目を浴びている。ルーキーたちの初戦を覗いてみると――。
新聞の一面を賑わすなど、斉藤より注目度がはるかに高かったのが工藤遥加(19歳・プロテスト9位)。父が元プロ野球選手の公康氏ということもあって、注目の的。知名度に成績が伴うかどうか不安視されたが、2日目を終えて3アンダー15位タイと堂々のプレーぶり。最後は40位タイに後退したが、今シーズンの活躍を期待させる内容だった。
横峯さくらの妹分、香妻琴乃(19歳・プロテスト13位)も注目された選手のひとりだが、1打及ばず予選落ちした。
江連忠門下生でタイ出身のオナリン・サタヤバンポット(28歳)はプロテストトップ通過の逸材。最終日にスコアを崩して31位タイとなったが、2日目までは工藤と同じ3アンダーと安定したプレーを見せていた。
工藤や香妻と共にメルセデス・ベンツとサポート契約を結んだ豊永志帆(21歳・プロテスト3位)も期待のルーキーのひとりだが、開幕戦は予選落ちに終わった。
プロテスト8位の福田真未(19歳)は女子ツアー開幕戦の1週前に行われたアジアツアーの宮崎女子オープンで初優勝。QTに失敗したため、出場機会は少ないが、今週開催のTポイント(鹿児島)や西陣(熊本)、フンドーキン(福岡)と、福岡出身の地の利を生かして地元でのツアー初優勝を狙っている。
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