週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 3/27号
2012/3/19更新

息子の応援に奮起!
タイガー自己ベスト「62」も復活には届かず

 復活優勝の朗報はまだないが、試合に出るたびにニュースを提供してくれるタイガー・ウッズ。やはりスターの話題は尽きない。

 このところ優勝争いのたびに最終日で崩れていたタイガーが、先のホンダクラシックで最終日にキャリアベスト「62」をマーク。トップを行くローリー・マクロイに強烈なプレッシャーをかけ2位タイに食い込んで存在感を見せつけた。

「パズルのピースを組み合わせている最中。完成まであと少し」と完全復活に意欲を見せ、マスターズでパズルを完成させる心積もりのようだ。

 ところでホンダクラシックにはアマチュア時代(93年)に一度出場したことがあるが、プロになってからは初出場。そのため滅多に見られないスターの姿をひと目見ようと、舞台のPGAナショナルGC(フロリダ)にギャラリーが押し寄せ、連日満員御礼状態。久々のタイガーチャージもあり、昨年に比べギャラリー数はトータルで5万人増。さすがはタイガーと主催者側は笑いが止まらなかった。

 大会2日目には母クルチダさんがタイガーの愛息チャーリーくんを伴って会場を訪れ応援につくと、3歳になった息子を前に奮起。予選突破さえ危ぶまれた初日「71」の出遅れを、2日目「68」のスコアで取り戻して楽々決勝ラウンド進出を果たし「チャーリー効果」と騒がれた。

 また大会前には元コーチのハンク・ヘイニーがマスターズ直前の3月27日に出版する「ザ・ビッグミス」に関する質問が集中。「プロフェッショナルではない所業でがっかり。信頼していた友人だっただけになおさら失望が大きい」と怒りをあらわにし、それがまたマスコミにとっては格好の餌食となった。

 試合で勝たずとも外野でこれだけの話題を作るのだから、やはりスーパースターだ。

 
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