公募されていた2016年のリオ五輪の開催コース設計者が、2010年の東京ゴルフ倶楽部のグリーン改造でも知られる米国人設計家ギル・ハンスとメジャー5勝の女子プロ、エイミー・オルコットのコンビに決まった。
リオ五輪でゴルフは1904年のセントルイス五輪以来112年ぶりの正式競技復帰となる。しかし、リオ近郊には国際大会を開催できるほどのチャンピオンコースはなく、新たに造る開催コースの設計者公募が行われていた。
昨年12月の時点で最終候補に残っていたのは今回選ばれたギル・ハンス率いるハンスゴルフデザインのほか、ゲーリー・プレーヤーデザイン、グレッグ・ノーマンGCデザイン、ニクラスデザインなど、そうそうたる名を冠した会社ばかりだった。「エリートとアマチュアアスリート両方に向けた設計がなされている」(リオ五輪委員会)というのが今回の選考理由。
なお、ハンスは設計パートナーとしてメジャー5勝の女子プロ、オルコットを迎えての勝利。ニクラスはアニカ・ソレンスタムと、ノーマンはロレーナ・オチョアとコンビを組んで熾烈なコンペを繰り広げていたが敗れた。
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