日本の男子ツアー開幕は4月12~15日の東建ホームメイトカップだが、一足先にワンアジアツアーと共催のインドネシアオープン(22~25日、エメラルダG&CC)で50人の日本ツアー選手たちが今週、シーズンをスタートさせる。
ワンアジアツアーとの共催が決まったのが日本ツアーのスケジュール発表後だったため、すでに予定を組んでいる選手に配慮して、今季は賞金ランキングに加算されない大会となったインドネシアオープン。だが、世界ランキングには加算され、賞金総額も100万ドルということもあり、JGTOが確保した50人の枠にトップ選手もエントリー。片山晋呉、宮本勝昌、藤田寛之、矢野東、松村道央、宮里優作、久保谷健一やルーキーの浅地洋佑、米ツアー経験のある貞方章夫、アジアツアーではおなじみのすし石垣らの名前もある。
現在、ワンアジアツアーとアジアツアーが並び立ち、対立しているため、アジアゴルフ界の状況は複雑。双方とも日本ツアーとの協力関係を築きたいようだが、日本ツアーは「双方といい関係を続けていくつもり」(山中博史JGTO専務理事)と現在、中立のスタンス。
来年以降の賞金ランキングへの加算についても、様子を見ながら、前向きに検討しているとのことで、海外での日本ツアー競技となる可能性も大きい。CSだが4日間の生中継が決まるなど、日本ではシーズン開幕を待ちきれないファンの注目が集まっている。
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