週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 4/3号

2012/3/26更新

「100切りがせいぜい…」
海老沢新会長のゴルフの腕前

　先日6日に行われた日本ゴルフツアー機構（JGTO）の理事会で小泉直に代わり、会長に就任したのが、元NHK会長の海老沢勝二（77）。大相撲の横綱審議委員会の元委員長をはじめ、数多くの肩書きを持つ新会長だが、果たしてゴルフの腕前はどれほどなのか？　直撃した。

――どのようなきっかけでゴルフを始めましたか。

海老沢　私がゴルフを始めたのはNHKに入局して9年目の昭和38年のことです。政治記者として、政治家との付き合いで始めたのがきっかけでした。

――腕前はどれくらいですか。

海老沢　これはもう恥ずかしくて言えません（笑）。子どものころから運動神経も鈍くて、ゴルフでもそれは変わらず、100切りがせいぜいで……。

――どれくらいの頻度でラウンドされていますか。

海老沢　いまはほかの仕事や、JGTOの会長ということもあり、月1回ラウンドできればいいほうです。本当はもっと行きたいのですが。

　細かいスコアに関しては、ちょっと言葉を濁した新会長。しかし、そのプレーぶりについて小泉前会長は「海老沢さんはスコアはまだまだですが、プレーヤーとしては超一流です。周囲への配慮、常に相手のことを考えたプレーはすばらしいものがあります」とフォロー。

　就任後、早速「試合数増加、年間ギャラリー100万人」というプランを掲げた新会長。ゴルフの腕前以上に改革の手腕に要注目だ。