好スコアが続出した先のキャデラック選手権で、セルヒオ・ガルシアがパー4でなんと「12」を叩く春の珍事が起きた。
そんななか、最終日のガルシアだけは“怪物”を見たのかもしれない。3番パー4(438ヤード)でティショットが池につかまると、ドロップして打ち直したボールがまた池。その繰り返しで池に計4発も打ち込み、アマチュアよろしく「12」と大叩きしてしまったのだ。
昨年のテキサスオープン初日にケビン・ナが9番パー4で林に打ち込み、木に跳ねたボールが足に当たってペナルティを受けるなどしてパー4のツアーワースト記録に並ぶ「16」を叩いて話題になった。だがガルシアの場合は、単なる池越えのショット。4発も続けて池ぽちゃするのは珍しい。
しかも12を叩きながら、1イーグル、5バーディを奪って4オーバーの76まで盛り返したこと。とはいえ本人は疲労困ぱいで、コメントを求める記者の要請に「そんなエネルギーはない」と背を向けた。
昨季欧州で2勝を果たし、「復活」の声も高い元祖“神童”エルニーニョ・ガルシア。もっともこうした激しさも彼のウリのひとつなのだが。
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