テレビ番組でおなじみの北村晴男弁護士の長男でもあるプロの晃一が、北九州オープンで優勝。師匠の小田孔明を逆転してのプロ2勝目に、アマで出場して予選落ちしていた父とともに歓喜した。だが、ツアー競技ではないこのオープン、一体、どんな大会なのだろうか。
賞金は、総額500万円、優勝100万円。「政令指定都市である北九州市にはゴルフ場が4つある。そういうことを全国にアピールしようと、トップアマの尾家(清孝)さんが、後にPGA会長になった長田力さんと話してできた大会です」と、大会事務局。ナショナルチームに10年間在籍した尾家と、九州でのプロたちの活躍に尽力していた長田という九州地区のプロとアマの両輪が一緒に作りあげ、今年で9回を数える大会だ。
現在4試合ある九州サーキットと呼ばれるシリーズの1試合で、今年の舞台は09年日本アマ開催の若松GC。歴代優勝者には、友利勝良、小田孔明、小田龍一、丸山大輔らも名を連ねている。日程的に国内ツアー開幕戦直前ということもあり、実戦を求めるプロと、地元を中心にしたアマたちが集結した。
優勝した北村は、QTに失敗して国内ツアーにはなかなか出られないが、QTを通過したワンアジアツアーに出場予定。
歴代優勝者のように羽ばたくことができるか楽しみだ。
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