日本のゴルフの総本山、日本ゴルフ協会(JGA)が、4月1日に財団法人から公益財団法人へと移行した。
一般財団法人と公益財団法人の違いは、公益性の高さ。公益法人になると税制が優遇される。出版や物販で収益が出ても所得税はかからないが、その収益は公益となる事業(JGAなら競技開催、ジュニア教育など)などに還元されなければならず、毎年、その収益の数字は内閣府などに報告が必要。「そういう意味では何も変わらないのです。これまで出版、物販などで所得税を払っているといっても微々たるもの。しかし、今後は全ての数字をガラス張りにして、より公共性を持たせなければなりません」(JGA広報部)
移行のメリットはひとえに“公益”の持つプレステージ(威信)。その威信が高まれば、組織の社会的地位も上がる。だからこそJGTO(日本ゴルフツアー機構)も申請を準備中で、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)も年内には申請準備を終える予定という。
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