週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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プロに人気
フェースインサートに窪みがあるパター

フェースインサートに“えくぼ”があるメタルＸ

　オデッセイのパターに新しいフェースインサートのモデルが登場した。デビュー早々、国内女子ツアーでモデル別使用率ナンバーワンになるほどの人気だ。

　モデル名は「メタル-X」。ネーミングどおりフェースインサートはメタル（アルミ）なので、一見、硬そうなイメージ。しかしメタルの裏側にはウレタン層が隠されており、その効果で「見た目は硬そうだが適度に軟らかい」（リ・エスド）。

　加えてフェース表面には楕円状の小さな窪みが並んでいる。これがボールのスリップを抑える役割を果たし、転がりを安定させる。「ラインの曲がり幅が小さくなる」（リ）、「打ち出しから、いきなり順回転しているのがわかる」（甲田良美）と女子プロの評判も上々だ。

　モーガン・プレッセルは、今季の開幕戦から使用し、日本女子のメジャー、サロンパスカップでもこれを相棒にプレーオフを戦った。続くフンドーキンでも、ジョン・ミジョン、イ・ボミ、吉田弓美子ら11人が使用。開幕戦から10試合のトータルで、モデル別使用率1位の座を保っている。

　男子では、東建で甲斐慎太郎、つるやで片山晋呉、中日クラウンズでJ・B・パクらが使っていたほか、日本プロで復活2位の深堀圭一郎もテスト中。「柔らかい打感のなかにも芯があるので、適度な“打球感”があり、タッチを出しやすく、距離感が合わせやすい」（深堀）のだそうだ。

　
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