全米オープン出場の最終予選会(レイク浜松CC)が行われ、池田勇太も挑戦したが、9ホールで棄権。いったい池田に何があったのか?
池田は9ホールであがってくるなり、「背筋痛で棄権」を宣言し、憤慨した様子でグチを連発。
「まいったよ。8番で右に曲げたらマンホールの上。しかしそこは池だから救済が受けられないっていうんだ。コースガイドにもスタート前のアナウンスもなかった。ギャラリーも俺の目の前を通るし、打とうと思ったら2メートルくらい後ろに立っているし、集中なんてできない」と池田。その後、ジュニア時代から知っている川田太三氏(大会を主催するJGAの常務理事)を見つけると、その不満をぶつけた。
川田氏は「8番の池は水が干上がっていて、スルーザグリーンにしようかとの案も出たのですが、USGAの判断でラテラルウォーターハザードにして、はっきりさせるため赤い線を引きました。マンホールの上に乗ったのは不運だけれど、ラテラルと表示してあるので、池田のアピールは信ぴょう性がない。『みんな同じルールでやってるんだから』といいました」と、静かに諭したという。
「そもそも池田は練習ラウンドも行っていないそうだし、プレーする前から、アップダウンのあるコースで36ホールもやらなきゃならないのか、などの不満を漏らしていたと聞いている」と川田氏。しかも9ホールの時点で2オーバーになり、結果的に「出場権獲得は無理と判断して棄権したのでは」との憶測も飛んでしまった。
【関連記事】
2012/ 5/29 トップは松山だけど、優勝は池田だったプロアマ
2012/ 1/24 賞金王は勇太、女王はさくら? 当たるも八卦、プロの今季を占ってみた
2011/ 7/26 池田勇太の「あぶない刑事ヘア」って?
|