週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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新人王争いに名乗り！
19歳ルーキー浅地がチャレンジV

杉並学院高出身で遼の２年後輩に当たる

　藤本佳則（22）、川村昌弘（18）と、ヤングルーキーの活躍が特に目立つ今季の男子ツアー。19歳になったばかりの浅地洋佑がチャレンジトーナメントで2位に8打差をつける圧勝。“新人王”争いに加わった。

　浅地が優勝したのは、今季新規開催のISPSチャリティチャレンジ（6月5～7日）。初日にトップに立つと、その後も順調にスコアを伸ばし、ベテランの井上信の追い上げを尻目に17アンダーという好スコアで優勝を果たした。5月24日が誕生日の浅地は19歳になったばかりで、それまでドンファンが持っていた19歳2カ月15日（06年）の同トーナメント最年少優勝記録を塗り替えた。

　前週の日本ゴルフツアー選手権で、同じ若手ルーキーの藤本、川村らが演じた優勝争いが刺激になったのはいうまでもない。特に川村と浅地は同い年。ともにジュニアで競い合い、「一緒に食事に行く」という仲。「川村にはオレのほうが先に勝ったぞっていってやりたい」と浅地。

　チャレンジには1シーズン3勝すると、その翌週からツアーのシードが与えられる制度があるが、これまでその該当者は現れていない。「巡って来たチャンス。あと2勝、がんばりたい」と意欲満々の浅地。シード獲得なるか。

　
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