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次の目標は、世界アマチーム選手権とのこと
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女子ツアー史上最年少の16歳332日で「サントリーレディス」を制した韓国のキム・ヒョージュ。日本では無名に近い存在だが、韓国ゴルフ界ではよく知られた選手だ。
もともとはテコンドーの選手になりたかったそうだが、門を叩いた道場の師範からなぜかゴルフを勧められ、6歳でクラブを握り、小学4年生のときに全国小学生大会で優勝。
小学6年生で韓国代表ジュニア常備軍(代表候補)に選ばれ、中学3年生で韓国代表になると、韓国の各種アマチュア大会で計14勝を飾って「ゴルフ神童」と呼ばれた。
今年4月には韓国女子ツアー開幕戦の「ロッテマートレディス」でも2位に9打差をつけてプロツアー初優勝し、「怪物女子高生」「シン・ジエの再来」と騒がれたほどだ。
そんな彼女が師と仰ぐのが、ハン・ヨンヒ氏。03年から8年間、韓国代表総監督を務め、キム・キョンテ、ユ・ソヨン、シン・ジエらを指導してきたハン氏に小学5年生頃からレッスンを受け、現在もハン氏のアカデミーに籍を置いている。
来日して愛弟子の日本ツアー初挑戦を見守ったハン氏曰く、「昔から感情のコントロールがうまく勝負強さがあり、練習への取り組みも真面目。スウィングはリズムとテンポが重要だと教えると、笑顔で徹底した反復練習を繰り返していた」とのこと。また、練習日記を義務づけ、スウィングやその日の心境を綴らせたという。ヒョージュは今でも、そのゴルフノートを続けている。
K-POPアイドルの『BIG BANG』のラップ担当T.O.Pの大ファンで、自身のサインにも世界の頂点を目指すという意味を込めて「TOP」と書き添えるヒョージュ。「アプローチやパットに課題があるが、パク・セリの後継者になれる可能性も大」(ハン氏)という期待に応えて、世界の頂点に立つ日は来るのだろうか。目下、アマチュアのヒョージュ。プロ転向は、世界の女子アマの頂点に立ったあとに考えるという。
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