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価格は1本3万5000円だ
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ヘッドはこれまでも度々ユニークな形が出てきたが、久々にシャフトでも新しい形が発売された。
シャフトは手元からヘッド側にかけてゆるやかにテーパー(先細り)状になっているのが一般的だが、つるやが開発した「ダーツシャフト」は、中間から先端にかけて急激に細くなっている。その名のとおり、投げてマトに当てる遊戯、ダーツ(矢)に似た形だ。
細く、柔らかい部分が長いので、それだけ先端部が大きくしなる。その効果でヘッドが返りやすくボールがつかまるというのがダーツの売りだ。トルクも抑えられ、フェースが開きにくいという特性もあり、スライサーのために開発されたシャフトをうたい文句にしている。
そこで、週刊ゴルフダイジェスト誌のギア企画でもおなじみ、レッスンオブザイヤーの永井延宏氏に本当にスライサー向きか試打してもらった。「しっかりとシャフトが動きヘッドが戻ってくるから、よっぽどでないと振り遅れない。確かにスライスはしづらいですね。アウトサイドインのスライス打ちが打つとスライスせずに左に引っかかるようなボールになるので、自然とインサイドから打ちたくなります」(永井)
ヘッドにはさまざまな規制があるが、シャフトで規制されているのは、長さくらい。今後、ヘッド以上にシャフトの形が激変するかもしれない。
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